第31回 肥後の水とみどりの愛護賞表彰式・シンポジウムを開催しました!

平成29年10月25日(水)、肥後銀行本店2階大会議室で第31回肥後の水とみどりの愛護賞表彰式・シンポジウムを開催しました。ホワイエには、熊本県から「地下水と土を育む農畜産物認証制度」の農産物第1号の認定を受けた「阿蘇水掛の棚田米」の認定証や、肥後銀行営業店で巡回展示している「節水器具」を展示しました。受付では「みずかみ村の水」のペットボトルを配布しました。

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開会挨拶では甲斐理事長が、「水とみどりの保全活動がなければ、地域は間違いなく荒廃に向かうでしょう。人口減少・高齢化社会の到来により、その担い手は不足しつつあります。」と今回の受賞団体のケースを参考事例として説明しました。来賓挨拶は、熊本県の小野副知事、熊本市の大西市長からいただきました。

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ステージ上は、今回受賞された6団体の皆様です。審査委員会の選評を熊本大学名誉教授で当財団学術参与の嶋田先生からいただきました。

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公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金の甲斐理事長から賞状、熊本日日新聞社の岩本専務から楯、肥後銀行の最上専務から賞金が、各団体に贈られました。写真は荒尾第一小学校のみなさんです。

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続いて行われたシンポジウムでは、全国草原再生ネットワーク会長、阿蘇草原再生協議会会長の高橋佳孝氏が、「九州の宝”千年の草原”をどう守り育むか」と題して講演されました。阿蘇草原の水源涵養力や野草堆肥の利用、観光資源としての重要性などについてわかりやすく説明いただきました。

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今年も38団体の皆さんにご応募いただきました。審査委員会では、受賞にあと一歩に迫るユニークで実効性の高い取り組みと評価された団体がたくさんありました。来年も引き続き、この顕彰活動を続けていきますので、次回も是非お申し込みください。

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