第4回アジア・太平洋水サミット 公式サイドイベントの模様をおしらせします!

2022年4月23日(土)、24日(日)の2日間にわたり、30か国の首脳・閣僚らが参加して「第4回アジア・太平洋水サミット」が熊本市で開催されました。

当財団は、熊本城ホールのシビックホールで開催された公式サイドイベント2枠に参加しました。いずれも定員の100名を上回るたくさんの方々にご来場いただきました。

1日目は「九州水フォーラム」で、企業及び地域の取組5件の中で2番目に発表しました。プレゼンテーション画面は英語で作成し、日本語のスピーチを英語に同時通訳する形で進められました。

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熊本では100万人が地下水の真上で暮らしており、人々の暮らしが地下水の量や質に大きく影響すること、地震による津波や大雨による水害等が一瞬にして町を破壊するといった「水が持つ全く違う一面」にも言及しました。

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最後に登壇者がステージに整列し、「九州水フォーラム宣言」を読み上げました。

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2日目は、「水の国くまもと」シンポジウムに、大野専務理事がパネリストとして参加しました。こちらは、英語と日本語を併記した画面で行ないました。

第1部は、熊本大学嶋田名誉教授が「温暖湿潤地域における地下水資源の持続的利用を目指して」の演題で基調講演されました。

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第2部のパネルディスカッションは、コーディネーターの嶋田先生の質問にパネリスト(熊本県、熊本市、くまもと地下水財団、当財団)が答える形式でした。

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「かけがえのない水資源を子孫に残す」の理念のもとに肥後銀行が地下水保全活動を開始したところから財団の沿革を説明しました。

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2016年に発生した「熊本地震」後に、肥後銀行と協力して手押しポンプ式の防災井戸を営業店10か所に設置したことを伝えました。

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このシンポジウムの模様はオンラインでライブ配信されました。当財団が制作した英語版「水はみんなの命」の動画(14分)もメイン会場を含め随所で上映いただきました。

 

 

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