第4回 木製ベンチ寄贈式を行ないました!(於:熊本県庁行政棟新館ロビー)

令和4年1月26日㈬、肥後銀行と当財団が所有する「阿蘇大観の森」から広葉樹を植樹するために間伐し搬出された木材(杉)を利用して製作した「木製ベンチ」を県内の小学校6校へ寄贈する式典を行ないました。このベンチは、阿蘇中央高等学校グリーン環境科に依頼し、生徒の皆さんが授業の一環として製作したものです。特徴は、子供たちの安全を第一に考え、木材の角に丸みをつけ、釘を一切使わない「日本古来の家屋建築の工法」で製作されていることです。

当財団評議員の肥後銀行山木副頭取は、「次世代を担う熊本の子供たちにこのベンチを利用してもらい、子供たちに森林の持つ多様な機能に興味を持ってほしい。」と挨拶され、続いて「目録」を熊本県の古閑教育長にお渡ししました。

ベンチ製作に取り組んだ阿蘇中央高等学校グリーン環境科の本田翔大さんからは、「このベンチが学校生活に溶け込み利用され、子供たちが林業やものづくりに興味をもってほしい。」と子供たちへのメッセージがありました。寄贈式後、熊本県南の小学校6校に木製ベンチをお届けしました。


【芦北町立 佐敷小学校】
子供たちも保護者も利用できる、校庭が見渡せる日当たりの良い玄関近くに設置されました。

【人吉市立 東間(とうかん)小学校】
子供たちや保護者の皆さんが、サッカー等の子供たちのプレーを観戦できるよう校庭に設置されました。

【益城町立 広安西小学校】
職員室入口に設置し、子供たちにお披露目しています。

【熊本市立 高平台小学校】
ベンチは見晴らしの良い校庭に設置されました。校庭で授業を受けていた生徒の皆さんから「ありがとうございます!」とお礼の言葉がありました。

【天草市立 亀川小学校】
日当たりの良い場所で、子供たちが本を読めるよう図書室の中央に設置されました。

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【氷川町立 宮原小学校】
子供たちが、2つある校舎を行き来するときに接することができるよう2階の渡り廊下に設置されました。

 

今回で熊本県内小中学校への木製ベンチ寄贈台数は累計24台となりました。

来年は5周年となるため、少しでも多く県内教育機関へお届けできるよう計画しています。

 

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