【肥後の里山ギャラリー】熊本の現代作家展Ⅴ 中村賢次展ー伝統と挑戦ーが開幕しました。
※※※中村賢次展ギャラリートークに関するお知らせ※※※
3月14日(土)、4月4日(土)の13時30分より開催予定でした中村賢次展ギャラリートークですが、
現在発生している新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、
ギャラリートークは両日ともに中止となりました。
みなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
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「熊本の現代作家展Ⅴ 中村賢次展ー伝統と挑戦ー」が始まりました。
本展は、里山ギャラリーが毎年開催している熊本の現代作家展の5回目として、
県内を代表する日本画家である中村賢次氏の軌跡と展望に迫る展覧会です。
昭和37年熊本市に生まれた中村氏は、高校時代、日本画の画材である岩絵具の
鮮明な美しさに魅了された瞬間から日本画家としての道を歩み始めます。
その後金沢と京都で日本画家としての研鑽を積んだのち、平成12年に崇城大学芸術学部創設に伴って帰郷。
現在は同大学芸術学部長・教授として後進の育成にも励みながら、精力的な創作活動を展開しています。
中村氏は、日本の四季ととも描かれる静謐な人物画の印象が強い画家ですが、
本展では人物画はもちろん様々な表現に挑戦した作品を多数展示しています。
さらに日本の伝統絵画に倣った肥後六花の屏風絵から岩絵具の色彩を最大限に生かした抽象画まで、
展示作品18点中、7点が本展初公開の新作という充実した内容になっております。
伝統と向き合いながら現代日本画の可能性を広げていく中村氏の創作活動を是非この機会にご覧ください。