令和元年９月１９日（金）、熊本県庁新館１階ロビーにおいて、「阿蘇大観の森」で植林のために伐採した杉の木を使って製作したベンチ６台の寄贈式を行いました。肥後銀行の山木副頭取（当財団評議員）から熊本県の古閑教育長に目録をお渡ししました。昨年の６台と合わせて、１２台の寄贈となりました。

今回ベンチ製作をお願いした阿蘇中央高校グリーン環境科の皆さんです。今年の４月から、授業の一環として製作に取り組んでいただきました。このベンチは、釘や金具を一切使わず、伝統建築で用いられる「組木(くみき)工法」で作られており、使用する子供たちの安全に配慮した仕上がりとなっています。代表の方が挨拶してくれました。

寄贈式終了後に、熊本県教育庁の皆様、阿蘇中央高校の引率の先生方と生徒さん、当財団役職員で記念写真を撮影しました。

熊本市立古町小学校様

八代市立坂本中学校様

水俣市立久木野小学校様

今回のベンチの寄贈を通して、次世代を担う熊本の子供達に、日常の学校生活の中で利用してもらい、阿蘇の大自然の中で育った木材に触れることで、「森林が持つ多様な機能が環境保全に大きな役割を果たしている」ことに関心を持っていただけたら大変嬉しく思います。

《今年度寄贈校６校》

熊本市立古町小学校　益城町立広安西小学校　水俣市立久木野小学校　錦町立木上小学校

八代市立坂本中学校　天草市立稜南中学校