「阿蘇水掛の棚田米」が肥後銀行の皆さんに届くまでをご説明します!
今年も新米が肥後銀行の皆さんのお手元に届いたことと存じます。稲刈りをしたあとの米が、どのような作業を経て届けられるのかをご説明します。
平成30年10月13日(土)に総勢700名のボランティアで「手刈り」「掛け干し」作業を行いました。
10月26日(金)に、当財団阿蘇事業部と地元の方々で「脱穀」(稲穂から籾を取り離す)作業を行いました。
10月30日(火)に、当財団阿蘇事業部と地元の方々で「籾摺り」(もみ殻を取り除く)作業を行い、玄米を30キロずつ袋に詰めました。
11月14日(水)に、袋詰めした玄米を運びだし、当財団役職員とテツイリスペクトさんで、トラック3台に積み込みました。
トラックへの積み込みを終えて、荷崩れをしないように慎重に阿蘇市山田から菊陽町のパールライスさんまで運搬し、パールライスさんのパレットに積んで倉庫に運び込みました。
11月27日(火)にパールライスさんで精米(玄米をついて白米にする)作業をしていただきました。玄米を精米すると約9割の重量になります。精米後の見込み重量を肥後銀行健康保険組合員の人数で割り、今年は一人2.1キロを配ることとなりました。ビニール袋に詰められた新米がパレットに積まれ、川尻のヒサノ運送さんに搬入されています。11月28日(水)は朝8時から、ヒサノ運送さんの倉庫で当財団事務局役職員とヒサノ運送さんの社員で、配送作業を行いました。
肥後銀行健康保険組合と人事部のデータに基づいて、部詰・出向・研修派遣やグループ会社送付先を判断して、事前に送付先を確定し、支店・本部各部宛の袋数をプリントしたタックシールを貼っていきます。「米袋にくまモンのシール(地下水と土を育む農畜産物 阿蘇水掛の棚田米)を貼る者」、「ルート別・統括店別・支店別のタックシールを貼る者」、「ダンボール箱を組み立てる者」、「表示された数の米袋をダンボール箱に詰める者」、「ルート別にダンボール箱をパレットに置いて箱数を検証する者」など、それぞれに役割を分担して作業を進めます。
肥後銀行健康保険組合員約2,900人分の箱詰を終え、ルート別に仕分けしたパレットです。
県外支店には、即日川尻郵便局に配送を依頼しました。ヒサノ運送さんのトラックが計画通りに運行され、12月初旬に各統括店、事務センター、紺屋町ビル、練兵町本店、肥後商事ビルにお届けしました。今年の新米の味は、いかがだったでしょうか。