「阿蘇水掛の棚田」で8回目の田植えを行ないました!
平成30年5月19日(土)、肥後銀行グループの役職員や地元の方、東海大学農学部生など700人が参加して「阿蘇水掛の棚田」で8回目となる田植えを行いました。前日からの雨が心配でしたが、日本気象協会天気JPの予報どおり、見事に天気が回復しました。あぴか農業公園に早朝から集合したスタッフに吉津常務理事が、労いと激励の挨拶をしました。
式典では、甲斐理事長が「昨年は過去最高の収穫があった」ことや、『「阿蘇水掛の棚田」の取組みや景観が高い評価を受け、熊本県の蒲島知事から「緑と水の景観賞」を受賞した』こと、「今年度の環境講座は気象庁に依頼して行う」ことなどを話しました。また、乙川(おとごがわ)湧水群の水源を本日見に行く予定であることなどを伝えました。
来賓挨拶は、熊本県農林水産部の福島部長(中央右側)と、阿蘇市の和田副市長(中央左側)にいただきました。
続いて、「お田植え式」を行いました。
当財団の河津部長から、田植えの注意事項に加えて、平成23年(第1回)田植えの神事に山田小学校6年生で参加した中西勇成(なかにし ゆうせい)君が大相撲の境川(元 小結両国)部屋に入門し、序二段で活躍していることが報告されました。右側で掲げているファイルは当時の神事の写真です。しこ名はまだないようですが、みんなで応援したいと思います。
式典終了後、各班に分かれていよいよ田植え開始です。
東海大学農学部の皆さんの実習参加もすっかり恒例になりました。
田植えが順調に終わり、昼食時間です。今回から黄色と白のカラフルなテントになりました。
地元の婦人会の皆さんに作っていただいたカレーライスを食べた後、あぴかまでのバスが出発する時刻まで思い思いに時間を過ごしました。後方には鷹のような大型の鳥が優雅に飛んでいました。
今年も私どもの水田湛水事業が地下水涵養に貢献し、「あきげしき」の苗たちが豊かな実りの秋を迎えてくれることを祈りながら帰路につきました。