第13回「阿蘇大観の森」植樹を実施しました!
平成30年4月7日(土)に、「阿蘇大観の森」で13回目となる植樹を行いました。平成18年から毎年取り組んできた「阿蘇大観の森」52haにおける植樹は今回が最後になります。前日までのうららかな気候が一変し、気温3℃で暴風雪が吹き荒れる寒い1日となりました。午前8時に当財団の吉津常務理事から各班の班長、副班長、誘導のスタッフに労いと注意を喚起する挨拶がありました。
午前9時からの式典では、甲斐理事長が、「阿蘇中央高校の生徒さんを含む総勢250名で、1.5haの面積にヤマザクラ3千本の植樹を行う」ことや、「北部九州豪雨や熊本地震で崩落して植えられない場所ができたことから、植樹累計本数が13万2千本(当初目標は15万本)に止まり、自然を相手にする難しさをつくづく感じた」という挨拶がありました。
先般の異動で着任されたばかりの熊本県農林水産部の福島部長からご挨拶をいただきました。
式典終了後、植樹場所まで班別に歩いて移動し、二人一組になって、一人が支柱の近くに鍬で穴を掘り、もう一人がヤマザクラの苗木を植えこんで根元に土をかけて踏み固め、倒れないように紐で支柱に結びつけていきます。
こちらは、当財団の甲斐理事長が1班で力強く鍬をふるっているところです。
作業の途中から暴風雪がひどくなり、予定の時間よりも40分ほど早く切り上げ、持ち場から下の方に下りました。
食事の時間も予定時刻より大幅に前倒しとなったことから、配膳担当がてんてこ舞いになりました。
来年からは、砂防ダム南側の隣接地6.6haの森林を当財団が阿蘇市から購入させていただく運びとなり、植樹を継続できる見込みです。これからもボランティア活動にご協力をよろしくお願いいたします。