「阿蘇水掛の棚田」が くまもと景観賞「緑と水の景観賞」を受賞!
平成29年度(第29回)くまもと景観賞で、「阿蘇水掛の棚田」が「緑と水の景観賞」を受賞し、表彰式が平成30年2月7日(水)に熊本県庁5階の知事応接室で行われました。
田嶋副知事から、「くまもと景観賞」は、私たちの郷土熊本が、緑と潤いに満ちた美しい県土となるよう、良好な景観を磨き上げ、あるいは新しく作り、発展させている人々の功績を顕彰し、県民の皆さんに広く知っていただくことを目的として、熊本県が昭和63年から実施している歴史ある賞です。本日は誠におめでとうございますと挨拶がありました。
田嶋副知事から当財団の吉津常務理事に賞状が手渡されました。
伊東龍一審査委員長(熊本大学大学院 教授)から審査講評がありました。
「阿蘇水掛の棚田」は、当財団が平成23年、地下水涵養を目的に阿蘇市と協定を締結し、耕作放棄地を棚田として再生した点や、関係者、地元の住人、ボランティアの手で育てた米が、熊本県「地下水と土を育む農畜産物等認証」の農産物部門で第1号の認定を受けた点などが高い評価となりました。
懇談では、受賞者が一人ずつ景観形成の取組やその思いを発表しました。
表彰式の最後に集合写真を撮影しました。
こちらがいただいた賞状です。「緑と水の景観賞」は、当財団の名称である「公益財団法人 肥後の水とみどりの愛護基金」にふさわしい賞で、心から感謝申し上げます。地元の阿蘇市山田地区やボランティアの方々と協力して、環境に優しい伝統的な農法による「水田湛水事業」に、これからも一生懸命取り組んでまいります。