10月16日(月)より、「坂本善三美術館展　没後30年 坂本善三―抽象への道―」が開幕しました！
坂本善三の初期の小品から晩年の大作までが一堂に会し、善三芸術の軌跡をたどる回顧展となっています。
熊本県小国町・坂本善三美術館の全面協力のもとで実現したサテライトミュージアム展示です。

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この展覧会開催に先立ち、10月7日(土)に、坂本善三美術館学芸員の山下弘子先生をお招きし、
里山ギャラリーセミナー3「坂本善三と小国町―善三芸術を育んだ故郷・小国―」と題してご講演いただいきました。

小国町に生まれた坂本善三が、どのように抽象の世界を切り開いていったのかを
沢山のエピソードとともにお話いただきました。小国町在住の山下先生ならではの作品の解釈を聞いて
「小国町に行ってみたい！」と思われた方も多いのではないでしょうか？

絵画の鑑賞は、「作家の想いにたどりつくのが正解ではなく、鑑賞者の心の中に正解がある」と語る山下先生。
抽象画は「よく分からない」と敬遠されがちですが、鑑賞者である私たちがなにを感じたかが大切だと考えると、
より自由に芸術の深い世界を楽しむことができるかもしれません。

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セミナーを聞き逃した！という方は、10月28日(土)・11月18日(土)の13：30から
当館学芸員によるギャラリートークを開催いたします。
坂本善三の魅力を堪能できる「坂本善三美術館展」ぜひお越しください！