里山ギャラリーセミナ- ”永青文庫”を開催しました
今年度から新しくスタートした「里山ギャラリーセミナー」
展覧会に関連したテーマについて、第一線で活躍される専門家の方を講師にお招きして講演していただきます。
その第一回は、「永青文庫展Ⅲ 永青文庫に舞う鳥たち-鷹狩から絵画・工芸・装束まで-」の展覧会にあわせたセミナー。展覧会開催前、まだ桜の花の残る平成29年4月8日(土)、熊本大学教育学部で美術史や博物館学を教えていらっしゃる水野裕史先生に「博物大名・重賢の眼差し~武将と鷹の意外な関係~」と題してご講演いただきました。
展示される資料や作品に関しても話があり、鷹や鷹狩と武将、博物大名として名高い重賢の鷹狩や鳥の話などあまり知られていなかった興味深い講演内容に、参加された方々も熱心に耳を傾けておられました。セミナーを受講されたことで、展覧会をより楽しんでいただけることと思います。