第30回「肥後の水とみどりの愛護賞表彰式・シンポジウム」を開催しました!
平成28年11月8日(火)に、「肥後の水とみどりの愛護賞表彰式・シンポジウム」を肥後銀行本店2階の大会議室で開催しました。
甲斐理事長が開会挨拶で、当財団が制作したDVD「水はみんなの命」から健磐龍命が立野を蹴破って田畑を作った話のくだりや、阿蘇神社の被災前後の様子を説明しました。
蒲島県知事、大西熊本市長の来賓挨拶に続いて、肥後の水とみどりの愛護賞30回を記念して制作したDVDを上映しました。画面は、愛護賞過去受賞先の「阿蘇一の宮門前町会」桑島会長へのインタビューの模様です。また、永年ご協力をいただいている(医)一陽会様、(株)ヒライ様に感謝状の贈呈を行ないました。
今回は、49件の応募の中から荒尾高校理数科、第二高校理数科を含む8つの団体が表彰されました。写真は嶋田審査委員長の選評の模様です。今回表彰先はこちらをご覧下さい。
シンポジウムは「熊本地震の特徴と地下水への影響」をテーマとしました。「熊本地震の特徴」と題して、九州大学大学院の清水洋教授に講演いただきました。今回の熊本地震を引き起こした布田川・日奈久断層帯の今後の活動可能性などについて、高度な研究内容をわかりやすくお話しいただきました。
続いて東海大学の市川勉教授から「熊本地震の地下水への影響」のご講演があり、コーディネーターを務める熊本大学の嶋田名誉教授と質疑応答がありました。
今回取り上げたテーマは、お陰様で大変ご好評をいただきました。来年も良い企画ができるよう取り組んでまいりますので、当財団の活動にご理解とご支援をいただきますよう、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。