高校生【地学部会】地下水学習会を実施しました!

平成28年7月17日(日)に熊本県高等学校地学部会と当財団による「地下水学習会」を開催しましたので、当日の模様をお知らせします。この学習会は、熊本市を含む熊本地域11市町村(人口約100万人)が水道水源のほぼ全てを地下水で賄う世界でも稀な地域であり、そのメカニズムを学ぼうと企画したものです。前々から実施を目指しましたが、昨年は台風、今年は熊本地震で延期となり、今回が三度目の正直となりました。

大津、濟々黌、菊池、第一、熊本北、八代の県下6つの高校から生徒44名、引率教員9名、講師2名、当財団2名、総勢57名の参加となりました。午前中は座学です。肥後銀行熊本駅前支店のセミナールームに集合し、啓発DVD「水はみんなの命」の視聴に続いて、御所浦白亜紀資料館の長谷義隆館長から「地下水を育む熊本の地質構成」、東海大学の市川勉教授から「地震による地下水の変化」の講義を受けました。

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昼食後は、野外研修で熊本市内3ヶ所を視察しました。最初は、熊本地震の後、池の水が枯れたと報道された水前寺成趣園です。当日は大雨が続いた後ということもあり、水量がかなり回復していました。

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次に健軍水源地で自噴している「健軍5号井」を見学しました。

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最後に下江津湖の「自噴井戸」を見に行きました。

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熊本地震後、閉館されている熊本市動物園の南門前で集合写真を撮影しました。

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今回は、熊本地震の影響で阿蘇方面の視察を中止しましたが、次回は是非行ってみたいと思います。

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