「阿蘇水掛の棚田」で6回目の田植えを行ないました!
平成28年5月14日(土)、54名(肥後銀行関係者39名、地元15名)が参加して「阿蘇水掛の棚田」で6回目となる田植えを行ないました。4月の熊本地震で甚大な被害が出ているため、例年の10分の1相当の少人数となりましたが、棚田2枚の手植えに取り組みました。
甲斐理事長が「今年は田植えを機械で行ない、ボランティアによる手植えを中止したいとの相談がありましたが、日本人の主食である米作りに取り組むことが我々の使命であり、根幹であると考え、有志で行なうことにしました。」と挨拶しました。
熊本地震で亡くなられた方々に黙祷を捧げました。
阿蘇水掛の棚田管理組合の大田黒元吉さんから、「阿蘇でも地震の被害が大きく、地割れなどによって田植えができない所もあります。水前寺公園の池が干上がったと聞き、心配していますが、阿蘇水掛の棚田の稲作は水田湛水事業として取り組んでいるので、今年も田植えを行なうことが20数年後の熊本地域の地下水涵養につながると思います。」と挨拶をいただきました。
熊本地震による「阿蘇水掛の棚田」の被害は、ありがたいことに畔・のり面が1箇所(ブルーシートの場所)崩れた程度で済んでいます。
今回は、班分けをせず、参加者全員が横一列に広がって手植えを行ないました。
気持ちのよい汗をかいたところで、それぞれ集まって弁当を食べました。
熊本地震の1日も早い終息と被災からの復興、そして今秋の豊作を心から願っております。