高校地学部生徒合同「地下水学習会」を開催しました!

平成30年5月6日(日)、熊本県高等学校教育研究会地学部会と当財団が連携して、地学部生徒合同「地下水学習会」を開催しました。今回は、県下7校の高校生46名と引率の先生方9名が参加しました。午前のカリキュラムは、肥後銀行熊本駅前支店2階のセミナールームでのDVD視聴と2コマの講座学習です。地学部会会長である宇土高校の福田校長先生から開会のご挨拶をいただきました。

P1210668

 

まず、当財団が制作した「水はみんなの命」の啓発DVDを視聴しました。

P1210681

続いて、長谷義隆先生(天草市立御所浦白亜紀資料館 館長)から「熊本地域の大地の特異性とその意味」、市川勉先生(東海大学特任教授)から「2016熊本地震と地下水のその後」と題して講義をいただきました。あいにく雨が降り出して外では撮影できない恐れがあるため、セミナールームスクリーン前に集まって記念写真を撮りました。

P1210706

セミナールームで昼食のあと、野外研修に出発です。バス2台に分乗して、健軍水源地で5号井やポンプ室を見学しました。深さ40メートルの井戸から地下水が勢いよく自噴している様子にみんな目を丸くしていました。

P1210721

続いて、嘉島町湧水公園天然プールに行き、市川先生から説明をしていただきました。

P1210746

長谷先生の説明で砥川溶岩が露頭している場所を見学したあと、加藤清正公が築造されたと伝えられている菊陽町の「鼻ぐり井手」に行き、ボランティアガイドの方々から詳細な説明を受けました。

P1210755

引率の先生方から「参加生徒も多く、内容も充実しており大変良い研修会になりました」との感想をいただきました。当財団は、今後もこのような学習会を積極的に企画していきたいと考えています。

 

一覧へ戻る