【熊本の現代作家展Ⅲ 大森キミ子展―空と雲と風と―】が始まりました!

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2月26日(月)より、肥後の里山ギャラリーでは、今年度最期の企画展、【熊本の現代作家展Ⅲ 大森キミ子展―空と雲と風と―】が始まりました!
今回の展覧会は、熊本の今日的な文化の断面を、絵画や工芸等の芸術的分野から紹介する「熊本の現代作家展」の第三回目として、
熊本市在住の女流画家大森キミ子氏の画業をご紹介しています。

HP用作品熊本県玉名郡玉水村(現玉名市)に生まれ、小学生のころから絵筆を執り始めた大森氏は、10歳の時「一生、絵を描くぞ」と心に決めて以来、
今日まで63年余、時流におもねることなく、一貫して自己体験に基づく人間の深層心理にある風景を描いています。
いわゆるシュルレアリスムと呼ばれる画風で、風に揺れる布やカーテン、青空の中を揺れるように刻々と変化する雲などをモチーフに、
女性特有の繊細な心情を表現する大森氏の作品は、まるで見る者をどこか時空を超えた場所へと誘うかのような魅力が感じられます。
本展では、大森氏の画業を、1960年代半ばの初期作品から、時代を代表する作品、今回が初公開となる新作まで28点で回顧します。

HP用全体

さわやかな風が吹く春の訪れにぴったりの展覧会です。
3月10日(土)・24日(土)の13時30分からは、当館学芸員によるギャラリートーク(作品解説)も行います。
多数のご来場をお待ちしております!

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